保護構造・IP等級表
IEC規格(IEC60529 [IEC529:1989-11])準拠
当社テスト方法はIEC規格( IEC60529 [IEC529:1989-11])に準拠しています。実際の使用環境や使用条件によるシール性は事前にご確認ください。
■IECとは…国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)の省略です。
等級 | 保護の程度 | |
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0 | 保護なし | |
1 | 直径50mmの鋼球が内部に侵入せず、かつ手の甲などと危険部分との間に適性空間距離が確保されていること。 | |
2 | 直径12.5mm以上の鋼球が内部に侵入せず、かつ指などと危険部分との間に適性空間距離が確保されていること。 | |
3 | 直径2.5mmの棒状の固形物が内部に侵入せず、かつ危険物との間に適性空間距離が確保されていること。 | |
4 | 直径1mm以上のワイヤーが内部に侵入せず、かつ危険物との間に適性空間距離が確保されていること。 | |
5 | 塵埃の侵入を完全に防止することはできないが、機器の所定の動作および安全性を阻害する量の塵埃が侵入しない。 | |
6 | 塵埃が侵入しない。 |
等級 | 保護の程度 | 試験法概要(必ず真水を使用して試験する) | ||
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0 | 特に保護なし | 水の侵入に対して特には保護されていない。 | 試験なし | |
1 | 鉛直に滴下する水が有害な影響を及ぼさないこと。 | 滴水試験装置にて鉛直滴下を10分間散水する。 | ||
2 | 被試験品が垂直に対して両側に15°以内で傾斜したときに鉛直に滴下する水が有害な影響を及ぼさないこと。 | 滴水試験装置にて15°傾けて固定し、各位置2.5分間の散水を4位置で行う。 | ||
3 | 垂直線から両側60°までの角度で噴霧した水が有害な影響を及ぼさないこと。 | 右図のテスト装置にて、鉛直方向から両側に60°までの角度で外郭表面積1m²当たり1分間、少なくとものべ5分間試験を行う。 | ||
4 | 機器に対するあらゆる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を及ぼさないこと。 | 右図のテスト装置にて、あらゆる方向から、外郭表面積1m²当たり1分間、少なくとものべ5分間試験を行う。 | ||
5 | 機器に対するあらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼさないこと。 | 右図のテスト装置にて、あらゆる方向から、外被表面積1m²当たり1分間、のべ少なくとも3分間以上散水する。 | ||
6 | あらゆる方向からの強力なジェット噴流の水が有害な影響を及ぼさないこと。 | 右図のテスト装置にて、あらゆる方向から、外被表面積1m²当たり1分間、のべ少なくとも3分間以上散水する。 | ||
7 | 規定の圧力及び時間で被試験品を一時的に水中に沈めたとき有害な影響を生じる量の水の侵入がないこと。 | 被試験品の高さが850mm以下の場合は水深1mのタンクに30分間水没させる。被試験品の高さが850mmを超える場合は被試験品の上端から水面までの高さを最低150mm以上あけて30分間水没させる。 | ||
8 | 等級7より厳しい条件下で継続的に水中に沈めたとき有害な影響を生じる量の水の侵入がないこと。 | メーカーとユーザー間での協議による。 |