圧力センサ
よくあるご質問
設置関連
- ノイズの影響を排除するには、どうすれば良いでしょう?
- まず、ノイズ源からできる限りセンサ本体を離すことが一番です。
- それでも効果がない場合は、センサを取り付けている筐体にアースを接続するようにしてください。
- まだなおノイズ影響が疑われる場合は、市販のノイズフィルターを入れることをおすすめいたします。
- 結露に対する予防策はあるでしょうか?
- 一番は、空調にて室内を除湿することです。
- また、冷配管にセンサを直接取り付けている場合は、導圧管を設けて冷配管からセンサ取付け部を30cm以上離し、センサ本体温度と周囲温度の差が5℃以内にしてください。
- 使用温度について教えてください。
- 当サイトに記載している仕様欄の温度補償範囲と許容温度範囲をご確認ください。温度補償範囲は製品の精度を保証できる温度範囲であり、許容温度範囲は製品が故障しない温度範囲を示しています。
- 低温側でご使用の場合は、氷結しない環境でご使用ください。
製品関連
- 「禁油処理」とは、どのような意味でしょうか?
- 禁油処理とは、受圧部に油や水が付着、残留しないように洗浄処理されたものです。
- カタログに記載されているレンジ以外のレンジも製作可能ですか?
- 製作は可能です。
ただし、精度や温度特性等に制約が付く場合がありますので、あらかじめ弊社営業部までご相談ください。
- 製作は可能です。
- 薬液やガスで腐食が伴うものを測定できるのでしょうか?
- 弊社の受圧接続部には基本的に低圧の一部を除いてSUS316LやSUS630などのステンレス材を使用しております。お客様の測定媒体がこれらのステンレス材を腐食させない限りにおいて測定可能です。
- ゲージ圧(大気圧)と絶対圧とは何が違うのでしょうか?
- 基本的に、ゲージ圧(大気圧)はセンサの置かれている大気の圧力をゼロ点としており、絶対圧は、真空状態(約10Pa以下)の圧力をゼロ点としています。
- 過大圧、サージ圧からの保護はどうすればよいのでしょうか?
- サージ圧が発生した場合、ピーク値は正常値の5倍以上になる場合があります。 この場合、オリフィス等の脈動圧緩和用継手を設けることをおすすめいたします。(「オプション」ページをご参照ください。)
- ウォータハンマー現象とはどのようなものでしょうか?
- バルブなどを用いて流量を急激に変化させると、激しい過渡的な圧力変動を生じ、物を打つような音を発生することがあります。これをウォータハンマー(水撃現象)といいます。ウォータハンマー(水撃現象)が生じると、 センサ受圧部に過大圧を生じ故障の原因となりますので、ご注意ください。
- ケーブルの長さの延長は可能でしょうか?
- コネクタ(標準/防水)接続を選定いただいた場合は、最大200mまでは延長接続可能です。
ただ、この場合の出力は、電流[4~20mA(2線式)]の選択をおすすめいたします。もし、電圧出力の場合は、ケーブルの抵抗により出力が電圧降下いたしますのでご注意ください。(長距離伝送の場合は電流仕様をおすすめいたします。) - お客様でケーブルを延長される場合も、上記同様に延長は可能です。
この場合も10mを超える延長時は、出力は電流[4~20mA(2線式)]の選択をおすすめいたします。 - センサセパレートタイプでのケーブル延長または短縮は、精度に影響しますので弊社営業部までご相談ください。
- コネクタ(標準/防水)接続を選定いただいた場合は、最大200mまでは延長接続可能です。
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