VXLC-TL06シリーズは、カンチレバー（片持ち）ローラシャフトを有する装置のために設計されたテンションロードセルです。ローラシャフトに接合することで、ひとつのユニットのように使用でき、装置筐体パネルの内側と外側のどちらにも取付可能です。ローラを新たに設計する必要はなく、既存のローラシャフトを接合するだけでテンション値を計測できます。紙、ラベル、テープ、電池シート、高性能フィルムなど、比較的ワーク幅の狭い製造工程でテンション計測と制御に使用可能で、検出信号はロール to ロール上の位置に影響されません。

取り付け方法は以下の通りです。

注：ローラシャフトのアセンブリをロードセルに圧入して使用します。
ローラシャフトがハウジングや装置パネルに干渉しないようにご注意ください。
ロードセルとシャフトの間に装置パネルがある場合、貫通穴の直径はシャフト径より1.5mm以上としてください。
ローラの水平を保つため、取付ネジはしっかりと締め付けてください。