ストレンゲージ用デジタル基盤
AD105D
- シリアルインターフェース(UART)RS-485 2線式
- 計測信号のデジタルフィルタおよびデジタルスケーリング
- ASCⅡコマンドによる通信
- ヒステリシスを伴うリミットスイッチ
- 電源供給/ステータス表示
- 停電時におけるパラメータ内部保護
- パネルプログラムソフトウェアによるパラメータの設定および計測
特長
専用フリーソフトをダウンロードすれば、PC上で見ながら設定内容の確認が可能。
初回設定は通信やコマンドの確認もできるため、専用フリーソフトのご使用をおすすめ致します。
※専用フリーソフト(対応OS:Windows 7・8・10)および取扱説明書は、こちらからダウンロードできます。
調 整PCにて初期条件の洗い出し可能
PCソフトで初期設定や工程時間ピークホールド等が確認でき、フィルターのシュミレートも画面上で出来るので、何度もデータを取ることなく製品開発の強い見方になります。
確 認グラフ機能を使えば動作確認が可能
グラフ機能により、重量値変化・工程時間の把握・ピーク値の確認が可能で何度もデータ取りを繰り返さなくてもOK
仕様
精度 | 6000d(入力感度0.5µV/d以上) | |
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変換時のブリッジ抵抗 | >300Ω~4000Ω (センサと1対1でご使用ください) |
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ブリッジ印加電圧 | AC5V | |
最大計測範囲 | ±3.0mV/V | |
定格感度 | 2.0mV/Va | |
計測信号分解能 | 24bit(1Hz時) | |
サンプリング速度 | 200、100、50、25、12、6、3、2、1 Hz (出力フォーマットおよびポーレートによる) |
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カットオフ周波数 (-3dbにて調整可) | 20~0.01Hz | |
AED・コンピュータ間のケーブル長 | RS-485 | ≦500m |
リニアリティ | ±0.0025%(定格値にて) | |
10℃あたりの温度影響 | 定格値におけるゼロ点に対し | ±0.002% |
定格値における計測感度に対し | ±0.005% | |
シリアルインターフェース | 電気的レベル AD104-R5(RS-485) | 低:B-A<0.35V 高:B-A<0.35V |
ポーレート | 1200~115200Baud | |
制御出力の最大電圧 | 30V | |
最大電流負荷、制御出力 | 95mA(7V時)、85mA(30V時) | |
供給電源 | DC7~30V | |
消費電流 (350Ω変換時にて) | ≦70mA | |
温度補償範囲 | -10~40℃ | |
許容温度範囲 | -10~50℃ | |
保存温度範囲 | -25~75℃ | |
寸法 | 45(L)×22.5(W)×7(H)mm | |
EN60529に基づく保護等級 | IP00 | |
重量 | 約50g |
用途例
充填管理「計量」
推奨ロードセル
写真 | 型式 | 定格容量 | 非直線性 | 最大積載面 | 特長 |
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VPW4MC3 | 0.3、0.5、2、3、5kg | ±0.0150%R.C. | 200×200mm | シングルポイント 小型、高性能 |
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VSP4MC3MR | 15、20、30kg | ±0.0166%R.C. | 450×450mm | シングルポイント 高容量型 |
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50、75、100、200kg | 600×600mm | ||||
VPW10AC3 | 50、100、150、 200、250、300kg |
±0.0166%R.C. | 600×500mm | シングルポイント 高容量型 |
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VS40AC3 | 50、100、200、500kg 1、2、3、5ton |
±0.0180%R.C. | - | S字型ロードセル 型式はKN表記 |
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VPW25C3 | 10、20kg | ±0.0166%R.C. | 400×400mm | シングルポイント過負荷1000% 完全密閉溶接構造 IP69K |
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PW27 | 10、20kg | ±0.0166%R.C. | 400×400mm | 業界初EHEDG対応ロードセル シングルポイント過負荷1000% 完全密閉溶接構造 IP69K |
●注意
AD105Dアンプ基盤は放電に対して保護されていません。変換器に組み込まれる際に適切な安全予防措置をとらなければなりません。
※RS-485 4線入力機器の場合、ジャンパーをご使用ください。(機器メーカーの取扱説明書をご確認ください。)
●EMC保護への重要なお知らせ
AD105Dアンプ基盤はシールドされたハウジングに組み込んでください。
ケーブルもシールド線をご使用ください。
全てのシールド線はロードセルおよびAD105Dアンプ基盤の組み込まれたハウジングに結線してください。
●AD105Dを調整する際は、RSインターフェース通信となりますので、事前設定としまして
アドレスADR、ボーレートBDR、バリティー、ターミネータTEX、出力フォーマットCOF等の設定が必要です。
初期値 | 初期アドレス 31, 初期パリティ(無), 初期ストップビット=1bit 初期ボーレート9600bps, CRLF(有効) |
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※シーケンサの能力により受信桁数がかわります。(参考 15bit ±10000表示以下)